教育・研修について シンボル

看護師の教育・研修について

education
  1. ホーム
  2. 教育・研修について
  3. 看護師の教育・研修について

看護の質を上げる

看護師の生涯学習は看護の質の向上に貢献していると言えます。
質の高い看護を提供する能力を開発するために導入した当院のキャリア開発ラダーをご紹介します。

キャリア段階に応じた名札の色分け

当院は職員のキャリア段階に応じて名札を色分けしています。
看護師の生涯学習は看護の質の向上に貢献していると言えます。看護の対象となる人々に質の高い看護を提供するために能力の開発、発展が重要であると考え、日々貢献している職員の学習努力を可視化するために当院ではキャリア開発ラダー別の名札の色分けをしています。

キャリア段階に応じた名札

シンボル

キャリア開発ラダー図

専門ステップ
レベルⅤ
レベルⅤ
Level 5

地域への貢献、組織的アプローチができる

レベルⅣ
レベルⅣ
Level 4

卓越した看護実践を行い組織横断的な活動ができる

基礎ステップ
レベルⅢ
レベルⅢ
Level 3

リーダーシップを発揮し指導的役割が担える

レベルⅡ
レベルⅡ
Level 2 独り立ちナース

自律して所属の看護実践ができる

レベルⅠ
レベルⅠ
Level 1 新人ナース

助言を受けて基本的な看護実践ができる

キャリア開発ラダー導入までの流れ

当院の看護職員の93%は他院での経験を積んでいます。
初期教育は様々で女性特有のライフイベントによる退職や急性期看護からの連携に興味を持った方の入職が殆どです。
専門職としての知識・技術・態度について学習する機会を何らかの事由によりあきらめていた方も、学習できる機会がないかと院内でキャリア開発ラダー導入する計画を立案しました。
日本看護協会出版のキャリア開発ラダー導入の手引きを、当院の目指す看護師像を基に作成しています。
2018年度教育委員メンバーより先行導入し、自分のペースで無理なく学習する姿勢をあきらめず、取り組んでもらうことが願いです。

レベル別 先輩の声

レベルⅠ

レベルⅠに挑戦しました!

Level 1

キャリアラダー開発に挑戦してみました。どうしても仕事しながらの勉強となると学習時間を作ることが難しいですが、eラーニングを導入しているおかげで時間や場所を選ばずパソコンやスマホで気軽に閲覧できる事が便利で自分のペースで勉強する事が出来ました。
また、必然的にこれまで学んだ看護の振り返りが出来る事や、知らない知識を得る機会となることが何よりの利点と感じています。そういった自分のキャリアアップが行える環境が整っている病院で働けることをとても嬉しく思っています。

ナース M・Y (看護師3年目)

レベルⅡ

レベルⅡに挑戦しました!

Level 2

以前働いていた病院でも教育カリキュラムはありました。しかし、内容はほとんど院内研修で、自己で振り返ることがなく不安でした。当院のキャリア開発ラダーは目標達成に何が必要か明確化されており、看護のスキルアップに繋がると思い挑戦してみました。キャリアラダーにはeラーニングが導入しているので自分のペースで学習が出来、薬剤や疾患等わからない事があればすぐに調べるようにしています。
スマホなどで簡単に自己学習が出来るので家族との過ごす時間の合間に学習しています。
自己評価だけでなく、同僚や師長との評価面談もあるため、振り返る機会がとても充実していると思います。新入職員はもちろんのこと中途入職の方々にも是非受けていただきたいと思います。

ナース S・T (看護師10年目)

レベルⅢ

レベルⅢに挑戦しました!

Level 3

キャリア開発ラダーを通して、課題を見出し、目標を明確にしたいと思い挑戦しました。
レポートで自身を見つめ直した上で他者からの評価を受けることで、今の自分に足りていないことに気付くことができました。
そして、学習面ではeラーニングが導入されているので、知りたい時にすぐに学べ、知識習得に役立っています。
ラダーに挑戦することで、スキルアップと看護の質の向上に繋がることを実感しているので、今後も挑戦していきたいです。

ナース A・K (看護師8年目)

レベルⅢ

レベルⅣに挑戦しました!

Level 4

医療・看護の進歩は目まぐるしく、看護師にとっての自己学習は大切です。しかし、私は正直働きながら自己学習は難しいと感じていました。
当院にはキャリア開発ラダーの教育システムがあり、院内研修や勉強会等も多く恵まれた環境だと思いました。自己学習は苦手意識があった私でも続ける事が出来、今回レベルⅣに挑戦しました。
単に知識や技術のみを得るのではなく、チーム医療において必要な協働する姿勢や自身の役割や課題の評価もあり、総合的にキャリアアップに繋がる教育システムだと感じました。

ナース T・N (看護師30年目)